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洋楽い~じ~らいど

洋楽、映画、本やおもちゃ・雑貨などのレビューをお送りします。Review about music, movie, drama, books, Digital devices!

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「崖の上のポニョ」を見て感動した!(Ponyo on the cliff by the sea)

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「ポ~ニョ、ポ~ニョ、ポニョ、さかなのこ~」

のポニョを見に行ってきました!
少し前に見に行った「インディジョーンズ クリスタルスカル」の上映前の予告でやっていた、この映画のポニョの見た目の愛くるしさと「生まれきてよかった」 というキャッチフレーズが気になっていたこと、そして金曜ロードショーのジブリ特集で、

「ポニョ、そうすけ好き!ポニョ人間になるー!」

といって、ポニョが緑色のバケツの中で回転しながら飛び跳ねるシーンに、「無垢な心っていいな~」と感動して以来、絶対に見に行こうと決めていた映画でした。

レイトショーだったため、観客はまばらだったですけれど、映画の内容は予想通りに良かったです。

 

ストーリー


海の女神と元人間の魔法使いの子供であるポニョが、海岸で瓶に頭を突っ込んで身動きできなくなっていたところを、人間の男の子「宗介」に助けれられ、宗介のことが大好きになったポニョが人間になろうと引き起こす騒動を描いた作品。(以下ネタバレ要注意です)

この「ポニョ」という名前は宗介が考えついたもので、「ポニョッ」としてるから「ポニョ」。

金魚という設定らしいんですが、歌詞のとおり「まんまるお腹の女の子」なんですよねー。

 

 

CGが当たり前のハリウッドアニメとは逆に、この「崖の上のポニョ」は全編手描きだそうで、ポニョの見た目もコンピュータグラフィックスとは一味違う「まんまる感」がよく出されています。(一応本名はブリュンヒルデです。お父さんのフジモトがそう呼んでいました) 

壮大な海の世界。

町の風景や緑豊かな自然。

支え合って生きる町の人たち。

すべてが優しく穏やかな世界でした。

 

 

何よりも感動したのが、ポニョと宗介のお互いを思い合う無垢な心。

大人の恋愛にありがちな打算や駆け引きの全くない、純粋で優しい想い。

ただひたすらに「宗介、好き!」を何度もくりかえすポニョの愛おしさ。

 

 

物語の流れ的に多少無理があるかな、という疑問もありましたし、冒頭で瓶にはまったポニョを助ける際に、宗介が浜辺の石で瓶ごと割る行為には「おいおい、危ないやろ!」と一人突っ込んだりもしましたが(笑)、そんな大人の突っ込みどころをはるかに超えて、二人のまっすぐな関係に素直に心を癒されてしまいました。

しかも映画を見ているときよりも、終わってから徐々にくる「もう一回見たいな」という感じの感動なんですよね~

 



他にも、お姉さんポニョを助けるミニミニ妹ポニョたちや、ポニョの一番の理解者であるお母さん女神、娘を案じる親バカパパのフジモトや宗介の気丈な母リサ、最後は宗介とポニョを応援するデイケアサービスの老人たちなど、すべての登場キャラクターが優しくて思いやりがありました。

 

すべての生きるものは皆一つの輪でつながっている



そんなメッセージをこの映画で宮崎監督は伝えたかったのかもしれません。

中でも良かったのが、映画の後半で、ポニョの母であるグランマンマーレが宗介に「ポニョが半漁人でも魚でもいいの?」と聞くと、宗介が、

「半漁人のポニョも、魚のポニョも、人間のポニョも好き!」

と答えると、それを聞いた魚のポニョが喜びのあまりバケツから飛び上がって、宗介の母リサの顔の周りにじゃれついていたシーン。 

実に微笑ましかった。

ありのままを受け入れるって大切なんですよね。

ほかにもですね・・・・(笑)

ポニョの愛らしい仕草とか、気に入らない相手に向けて口から出す水鉄砲とか、パンの切れ端を見てプイッとそっぽを向く仕草とか、すぐその後にサンドウィッチのハムを奪うように食べるポニョの一挙一動とかetc・・・・

 

 

いや~癒されましたよ。

あと思ったのはですね、ポニョの父フジモトがポニョの家出を止めようとしたのも、可愛い娘ポニョの身を案じる親心からの行動だったのでしょうね。

世の親御さんが我が子を目に入れても痛くない、という気持ちが少しだけ分かったような気がします。

 

 

こういった和み系だけじゃなく、映画にはもちろん宮崎監督独特の「哲学的な示唆」みたいなものを感じました。

不機嫌そうな赤ちゃんをじっと見つめるポニョの表情や、宗介と一緒にトンネルを通るときの明暗に、監督の”生と死”に対する考え方がこめられている、ということを何かの記事で読んだことがあります。

あえてセリフを減らしたり、沈黙を保つことで観客に伝えたいメッセージをはめ込む。

日本の文化が培ってきた”間”が、宮崎アニメには生き生きと息づいているのだと思います。

 

最後に



いやはや、子供や動物を題材にした映画というのは、いつ見ても心を癒されますね。

この「崖の上のポニョ」も、しばらくは僕の中で残りそうです。

大人になってすっかり失ってしまった、もう二度とは戻ってこない子供のころの無垢な想い。

 



そんな切ない想いに強い郷愁感を覚えるからこそ、子供向け作品でも、三十超えたええおっさんが感動してしまうのでしょう。

グランマンマーレの声を担当した天海祐希さんが泣いてしまった気持ちはすごくよく理解できます。

何か懐かしい気持ち、遠い昔どこかに置き忘れてきた気持ち・・・・
それらがポニョを見ていると一気に甦ってくる。 

ラストはハッピーエンドでしたが、思いのほかあっけなかった。

 

 

なんだか続編を期待できる終わり方でした。

もし続編できたら、ぜひぜひ見に行きたいですね~。

その間に家で飼っている鳥が「人間になる~!」って言い出したりして!

 

 

 

新作も名作も

↓↓

 

Ponyo is so pure and cute that I can't stop sheding my tears watching it. I don't know why. Maybe it reminds me of my gone pets sharing precius time with me.

 

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