読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

洋楽メモランダム

洋楽メインの音楽レビュー、映画の感想、電子書籍、デジタル関連グッズの情報を取り上げていきます。 Review about music, movie, drama, books, Digital devices!

スポンサーリンク


さいとう・たかを先生のハードボイルド「ゴルゴ流血液型人物観察術」と高倉健ゴルゴそして千葉真一ゴルゴも!(Golgo13's blood type psychology)

スポンサーリンク

 

ゴルゴ13シリーズで有名な、さいとうたかを氏(”お”ではなく”を”だ!ここからがすでにハードボイルドなのだ!)が書き下ろした血液型読本。

長年の観察により構築した、独自の血液型理論がなかなかに読み応えがある。

  

・A型は細かいアンテナが何本も突き出している。

・B型は太いアンテナを一本だけズドンと出している。

・O型はその場を覆い尽くすパラボナアンテナ 

 

など、各血液型の特徴をとらえた妙のある表現がページを繰る手を止めさせない。

もちろんゴルゴ13の作者らしい、血液型を漫画のキャラクターにたとえた表現もゴルゴファンなら「なるほど!」と納得の出来栄えだ。 

穀物自主取引を目指す日本人商社マン、藤堂伍一、原子力発電所の技師コモン・バリー、ビオ・グレゴリオ司教など、各キャラクターそれぞれにA型の意志の強さ、第三者の存在によって動くところ、ピンチを楽しむ、激しさを内に秘めたところなどが、A型らしさをよく表している。 

B型では銃器職人のデイブ・マッカートニー。 

どちらかといえば不器用で才能に生きる職人気質は、まさに私の知る周囲のB型気質にかなり迫っている。 

O型はMI6のヒューム卿。007シリーズでいえば、ボンドの上司であるMか。管理職として全体を見る目を持ち、清濁併せのむバランスの良さはO型ならではだといえよう。(自分はパラボナのO型) 

ほかにも、さいとうたかお氏が歩んできたこれまでの人生についてのあれこれや、作家としての経験から導き出される血液型話も興味深く、飽きが来なかった。 

全体を通して氏の経験則が基になっている娯楽読み物だけれども、人生の酸いも甘いも噛み分けた達人の言葉は、思いのほか重い。

それは血液型というツールを通して伝えたかった、氏独自の生き方指南ともいうべきか。 

文庫本のためにページ数はそれほど多くないが、ゴルゴファンならば必ず楽しめる、ゴルゴテイスト満載の中身の濃い仕上がりになっている。 

また原作者ならではの裏話もふんだんに入っているので、さいとう劇画ファンなら必読の面白本だといえる。 

 

ゴルゴ13の実写バージョン

   

ちなみにゴルゴ13といえば、実写版では二人の俳優がいるのをご存じだろうか?

かたやデューク東郷のモデルとされ、もう一人はタランティーノ映画のある種のモデルとなった男前な二人の俳優・・・ 

どちらも「濃い」には変わりないが、特に前者は日本を代表するトップスターの男前・・・

 


ゴルゴ13(プレビュー)

 

そう。

高倉健さんである。

静けさを感じてやまない佇まい、静寂の中に見せる鋭い眼光、ナチュラルに濃い眉毛。

さすがはゴルゴのモデルになった男だけのことはある。

何より見た目がそのまますぎる。

寡黙な雰囲気、徹底した仕事ぶり、超人的な作戦遂行能力・・・

高倉健が醸し出す”男の中の男”像は、ゴルゴ13シリーズにより深みと凄みを与えているといえよう。 

それに比べ、もう一人のゴルゴ、サニー千葉はむしろアクティブだ。

必要以上のもみあげといい、過剰な角刈り・・・

アクション俳優としての血が騒ぐというのか?

それとも笑いに走ってるのか?

 


ゴルゴ13 九竜の首(プレビュー)

 

いずれにせよ、千葉氏のゴルゴは煽情的で攻撃的だった。

見るものを強烈に惹き付けるルックスと、短いが説得力に満ちたセリフの数々。

太陽に吠えろ!を彷彿とさせる画面の乾燥感と、タイトルロゴの生々しさが、70年代アクションムービーの集大成として記憶しておきたい。 

Golgo 13 is the best assasine man in the comic world, but his way of life embodies what the real world is.

楽天市場

 

関連記事

yougaku-youga.hateblo.jp 

yougaku-youga.hateblo.jp 

yougaku-youga.hateblo.jp