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洋楽メモランダム

洋楽、映画、海外ドラマ、書籍、デジタル関連グッズのレビュー : Review about music, movie, drama, books, Digital devices.

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洋楽といえばTOTO!懐かしのナンバー「ホリアンナ」から最新アルバム「聖剣の絆」まで!(Holyanna~TOTO XIV) 

1980年代洋楽
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TOTOといえば、80年代を代表する洋楽バンドの雄である。

決してトイレ会社のことでないので勘違いは禁物だ。

「ロザンナ」や「アフリカ」をヒットさせた80年代前半の彼らの活躍ははんぱなく、卓越した技術とキャッチーでメロディアスな楽曲で世界中にファンを造成した。 

私ももちろんその一人で、決してファンというほどではないのだけど、その時々で聞く洋楽チャートに必ず出現していた彼らの曲に「聞かせるねえ・・」と心を奪われていたのは間違いない事実だ。(小学生のガキなのに生意気ですが) 

驚くべきことにそんな彼らは今でも現役のバリバリで活躍していて、さらにその最新アルバムがファンの間では絶賛されているという驚愕の事実。

 

「えっ、もうじじい・・・」

 

英語で言うと「old man」と発言しそうになった瞬間にいきなりシバかれそうになった午後2時のブレイクタイム。もちろんネット越しに。見えないファンの神の手によってでございます。

 

「いや~彼らも元気だね~、というか、ほんと才能ってのは年を選ばないもんだねえ」

 

と渋茶をすすりながら縁側に座って前言撤回した午後2時1分のことでした。 

そんな感じで懐かしさと新しさを感じつつ、今日は二種類のレビューを書いていこうと思います。

 

洋楽の思い出がつまった「ホリアンナ」

 

この曲がリリースされた1984年といえば、ちょうどクラスメートだった友人Y君のすすめで、洋楽PV番組を見始めたころ。

そのころ小学生5年生だった私は、それまで音楽といえば、親の聞くラジオから流れる歌謡曲や、テレビならベストテンなどの邦楽が中心で、英語の歌なんてCMで流れるものくらいしか耳にしたことはなかった。

そんなときに彼のすすめで何気なく見始めた番組が、今まで何度かこのブログでも何度も紹介してきた、関西ローカルの「POPベティハウス」だ。

 

 

クッキーという司会DJの白人女性の軽快な英語交じりの日本語で紹介される、欧米の新着音楽情報やプロモーションビデオの数々は、なんというか、それまでに感じたことのない「ワクワク感」「ドキドキ感」に満ち溢れていて、見るたびに自分の住む世界とはまったく違う自由な雰囲気に「ええな~」と心強く惹きつけられていったものだ。

それまでも洋画好きだった母親の影響で、よくテレビや映画で海外のものをよく見ていたし、映画館にも時々連れて行ってもらったりして、そういった感性はすでに自分の奥深いところで確実に育まれていたのだと思う。

でなければ、まったく縁のない外国の音楽や映像にわけもなく心惹かれるはずもないし、たとえ親しかった友人の勧めとはいえ、それから何年もその番組や洋楽を見聞きし続けることはなかっただろうから。

友人にPOPベティハウスを教えてもらって以来、学校やら友達との遊びやらから帰ってくると、真っ先にその番組をかけてテレビにかぶりつき、気に入った音楽があれば、ラジカセをテレビの音声の前に近づけて音だけ録音したりしたものだった。

後にビデオデッキやダブルラジカセが我が家に導入されると、直接テープ録音や録画が可能になって、いよいよマイテープ作成のピッチは上がり、高校に入ってCDを買うようになるまで、自分の手で収録編集したカセットテープの数は60本近くにもなったほど。

「ホリアンナ」は、そんなカセットテープ録音時代の初期の初期にPOPベティハウスから録音した曲なのだ。

 


Toto - Holyanna

 

この曲を聴くたびに、当時の洋楽への思いとか、初めて触れた欧米文化(特にアメリカ)への強い憧れがまざまざと思い出されて、今でも懐かしさのあまりに動画に見入ってしまう。擦り切れるほど聞いた曲の出だしや、サビ部分のコーラス、キーボードサウンド・・・すべてが懐かしすぎるし、まるで昨日のことのように思えるから不思議だ。

  
歌の内容はわからなかったけど、主人公の女の子が

「退屈な日常生活に飽きて、街に繰り出して口うるさいママの鼻をあかす」

みたいな内容は、映像を見ていてなんとなく理解できたし、大人の束縛から離れて自分の本当のやりたいことをしたいというヒロインの気持ちも、そろそろ思春期に入りつつあった当時の自分にも十分共感できるものだった。(実際の歌詞もビデオのヒロインがとる行動をなぞりつつ、”ホリアンナ、君は青い目のミステリーだ!”とサビでコーラスしている感じ)

何よりビデオに主演している女性のキュートなこと!

 

 

アリス・アデアという女優さんで、ビバリーヒルズコップ2などに出演した後、俳優のジョシュ・ブローリンと結婚。二人のお子さんを生むが離婚、現在でも活動は続けているという。(ブローリンめ、こんな美しくてキュートな人と別れるなんて、なんてぜいたくで罰当たりな奴なんだ!)

 

 

生年月日はわからないが、元旦那のブローリンが1968年生まれということを考えると、彼女自身もそれに近い年齢で、84年当時は14歳とか15歳だったんじゃないだろうか。 

もちろんそんな彼女自身のキュートさもさることながら、アメリカという国へのイメージや憧れが、彼女の姿かたちそのものに凝縮されたような形で反映されて、当時の自分には印象深かったのだろうと思う。

そう思えば、今ビデオを見ても曲を聴いても、まるで昔に戻ったかのような新鮮な感覚に戻してくれるし、80年代洋楽といえば、この曲は間違いなく自分の中で代表的なものといえる。そしてこれからもそれは色褪せることはない。 

余談だが、ホリアンナ役だったアデアさんの娘さんが成人して、いまやすっかり女優さんになっているいうニュースは何気に嬉しいもの。

 

 

エデン・ブローリン(eden brolin)という名前で、苗字がブローリンだから親父さんに引き取られたのだろう。それでもお母さんにそっくりな顔つきで、ほんとキュートなのだ。

とても「ウォールストリート2」で悪徳銀行家を演じていた親父さんのドヤ顔の血が入っているとは思えないほどプリティな笑顔に頬が緩んでしまいます。だがふとした時に見せる横顔は、ちょっと親父風のダークサイドに入ってるので、くれぐれも安心は禁物ですぞ!(いったい何の話だ!)

 

 

 

そしてTOTO、最新作「TOTO XIV~聖剣の絆 」へ

 

ホリアンナのことはそろそろ横に置いておいて、最新のTOTOについて語ろう。

期待されていた新作だが、前作「フォーリング・イン・ビトゥイーン」から9年ぶりとなオリジナルスタジオアルバム「TOTO XIV」がついに昨年の3月にリリースされた。

通算12枚目になる今作は、ファンの間では絶賛されていて、曲の完成度もボーカルの出来も過去最高レベルだという。私はそこまで彼らのファンではないために、一度聞いて見て「おお、相変わらずええなあ」と素直にTOTO節を楽しんだだけなのだが、長年のコアなファンになると、音作りやメンバーの配置のようなものにまでいろんな意見があるようで、見ているだけですごく参考になった。

以下、アマゾンのレビューで「そうか、そうなのか」とふむふむ頷きながら、鉛筆をなめてメモを取ったコメントをまとめてみました。

 

・キーボーディストのスティーブ・ポーカロの復帰がサウンド面の奇跡を生んだ。

・ギタリストのスティーブ・ルカサーは演者としては最高だが、曲作りはいまいち。(過去のアルバム評)

・ボーカルのジョセフ・ウィリアムスが復帰したことで、バンドは更に進化を遂げた。

・オリジナルメンバーに限りなく近い4人が揃ったことで、これぞTOTO!というアルバムになった。

 

なんだか、ルーカサーだけが微妙にディスられてる感じになってるが、決してそうではない。これは彼がギタリストとして表に出てしまうタイプの演者であることからくるゆえんのミスマッチというやつなのだ。野球で言うと、エースピッチャーや強打者が監督になっても、なかなか成績を残せないのと同じ理屈で、華やかで目立つ4番打者あがりよりも、裏方としてチーム全体を広く見ることのできるキャッチャー出身の監督のほうが成績を残せるという論理が、バンドのそれに当てはまるというわけなのだ。つまりキーボーディストのポーカロは、まさにキャッチャー的存在だということなのですね。

 

 

加えて、ボーカルのジョセフ・ウィリアムスが今作で復帰したというのも、往年のTOTOサウンドの復活にかなり貢献してるらしい。ウィリアムスはあの映画音楽家ジョン・ウィリアムスの息子さんで、いわば音楽界のサラブレット。

 

 

私の中では今日の「ホリアンナ」以外では、「パメラ」(1988)がTOTOの曲の中で印象に残っていた曲で、そのビデオクリップのボーカルがジョセフだったということを知って、「おお!そうだったのか!」と。もっとも最近の動画などでTOTOのライブを見ると、ボビー・キンボールがボーカルをとっていることが多いので、てっきり彼が今の正式メンバーかと思っていたが、キンボールは2008年にTOTOが一時解散をしたときに、同時に離れてるようで、今は先ほど挙げた2代目ボーカルのジョセフ・ウィリアムスがメインを張っていて、最新作もジョセフが力を込めて歌っているのである。

 

キンボール

 

まったくコアなファン以外にはややこしいメンバー変遷なわけだが、こうして長年にわたるメンバーチェンジを経て現在の4人編成に落ち着いていて、さらにレビューではこのメンバーが過去最高レベルだという評価があげられており、その彼らが作った最新作が同時に「エクセレント!エバーグレイトだよ!」と絶賛の嵐を贈られているということなので、私も

 

「そ、そうですね!まったく最高ですよね!」

 

と追随するしかほかないのである。(いや、実際に良かった。過去のTOTOに疎いので比較はできないが、単純に一枚のアルバムとして完成度が非常に高いと感じた)

 

 

上の写真が最新メンバーだが、この中で、ジョセフ(向かって左端の金髪の人)を除く3人は結成時からの盟友で、右端の帽子をかぶっているペイチは「ホリアンナ」でメインボーカルをとっている。(左から、ジョセフ、ルーカサー、ポーカロ、ペイチ)

ポーカロは3人兄弟でTOTOに在籍していたが、二人の兄弟はすでに死去。「ホリアンナ」のビデオで出演しているボーカル(ビデオでは歌わずにタンバリンを叩いている)のファーギー・フレデリクセンも、TOTO脱退後、2014年に癌でなくなっているという。

彼らは年齢的にまだまだ早いと思うのだけど、70年代80年代を駆け抜けた売れっ子ミュージシャンというのは、若いころに相当無茶な生活を続けてきただろうから、そのころの無理がたたっての死というのもあるのかもしれない。どうかこのまま誰も欠けずに長生きしてもらいたいものだ。

 

まとめ

 

「ホリアンナ」から「聖剣の絆」まで駆け足でレビューしてみたが、如何だったろうか?本当のファンからすれば物足りないことおびただしい「なんちゃってレビュー」なのは重々承知で、これも「晴れ時々曇りおよびたまにファン」レベルのリスナーが書く精一杯の感想記事ということで、どうかご容赦願いたい。

それにしても、TOTOというバンドは本当に息の長いバンドだ。それもコンスタンスにハイレベルな音楽を生み出すメンバーの音楽的資質の高さが、他の類似のバンドをはるかに凌駕している。

普通は年を追うごとにマンネリになって、でもそれなりに固定のファンには愛されるのだろうが、彼らはそれに甘んじることなく、常に最新の音楽を取り入れて消化して、自分たち独自のものに昇華してしまうすごさがある。

まさに究極のエンタメプロ音楽集団TOTO。

これからも変わることなくTOTOサウンドを紡ぎだしてもらいたいと思いまっする。

 


Toto - Africa

 

Holiannna was my first watching video performed TOTO. The tune and the vide oalways reminds me of backing 80's. Also TOTO's latest album is superb. They are still living as TOTO. 

 

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