読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

洋楽い~じ~らいど

洋楽、映画、本やおもちゃ・雑貨などのレビューをお送りします。Review about music, movie, drama, books, Digital devices!

スポンサーリンク


「トゥー・プリンセス」のスピン・ドクターズはブルース・ロック・バンドに転向していた!(Two Princes)

スポンサーリンク


「Two Princes」 「Little Miss Can't Be Wrong」 ともに、91年にヒットしたスピンドクターズのシングルソング。

 

 

もともと彼らを知ったきっかけは、FMラジオのヘビーローテーションで「Two princes」が流れていたのを聞いて「おお!ええやん!」と思ったことから。

もう20年以上前のことなので、そのあたりの記憶は定かではないのですが、この時期に買ったアルバムは、だいたいがFMのヘビーローテーションつながりだったこともあるので、多分その流れだと思います。

アルバム「ポケット・フル・オブ・クリプトナイト」(Pocket Full of Kryptonite)が、バンドのデビューアルバムで、 全米、全英それぞれのチャートで3位と2位を記録し、全世界総計で500万枚を売り上げたとありますから、かなり評価されたアルバムであることは間違いありません。

アルバム全体の印象としては、「重もなく」「ワイルドでもなく」で、当時よく聞いてたボンジョビやデフレパード、ガンズアンドローゼズらと比べれば、下腹と鼓膜に響くパンチ力はかなり低かったと思います。

それでもですね、なんというのか、このアルバムに収録された曲は、どれも遊び心があるといいますか、軽いノリで踊るように歌っている感覚なのですが、不思議と耳に残るし、楽しい気持ちにさせてくれる魅力に満ち溢れているのですね。

 

 

「Two Princes」のミュージックビデオでボーカルのクリスがにこにこしながら歌っている姿を見ると、音楽の神に取りつかれた子供のような愛くるしい表情にみえてきて、なんだか微笑ましくなります。 被ってっる帽子も可愛いですし、バンドメンバーも身体をゆらゆらさせてなんだか楽しそうです。

 

ブルース・バンドに

 

そんな”ゆるゆる”なスピンドクターズですが、2013年にブルース・バンドに転向していたと知って仰天。

 

 

彼らのことを久しぶりに調べようとググっていたら、ヤマハさんの音楽記事にたどりついて「おおっ、そうだったのか!」と。

 

米『ローリング・ストーン』誌が選出する“1990年代ワースト・バンドTOP10”の8位に選出されたり、このまま1990年代のワン・ヒット・ワンダー(一発屋)としてその名を残すかと思われたスピン・ドクターズだが、8年ぶりのアルバム『イフ・ザ・リヴァー・ワズ・ウィスキー』(2013)は世界中のファンを喜ばせ、そして驚かせることになる。なんとこのアルバムはブルース・アルバムだったのだ。スティーヴィ・レイ・ヴォーンばりのギター・ブルースやダルなローファイ・ブルース、B.B.キングばりのモダン・ブルース、シャッフル調のブギーまで、さまざまなブルースが本作でプレイされていた。(「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」より)

 

ブルースバンドとしてかなり本格的なスタイルを確立したようで、アルバムも所属レーベルの看板CDとして”本物”認定を受けたよう。 

If the River Was Whiskey

If the River Was Whiskey

  • Spin Doctors
  • ブルース
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 20年前以上のあの「トゥー・プリンセス」からは想像できない転身ぶりですが、彼らもその間にいろんな紆余曲折があったようです。

  

1991年

ファーストアルバム「ポケット・フル・オブ・クリプトナイト」がヒットする

1993年

映画「フィラデルフィア」にサントラを提供する

1994年

セカンドアルバム「ターン・イット・アップサイド・ダウン」がまあまあヒットする(100万枚)、ギタリストのエリック・シャンクマンが脱退する

1996年

サードアルバム「ユーヴ・ガット・トゥ・ビリーヴ・イン・サムシング」がリリースされる。ギタリストのアンソニー・クリザンはバンドを去り、イスラエル出身のエラン・タビブが加入する。アルバムは75,000枚売れる。レコード会社に契約を打ち切られる

1998年

アップタウン・ユニバーサルと契約する。4thアルバム「ヒア・カムズ・ザ・ブライド」を発表する。ベーシストのマーク・ホワイトが脱退する。ボーカルのクリスは声帯麻痺により、声を喪失する。バンドは活動休止に。

2001年

活動を再開。オリジナルメンバーで出直す。

2005年

5thアルバム「ナイス・トーキング・トゥー・ミー」をリリース。レコード会社が倒産する。

2011年

「ポケット・フル・オブ・クリプトナイト」20周年記念のツアーをアメリカとイギリスで行う。さらに20周年特典版が販売される。

2013年

6thアルバム「イフ・ザ・リバー・ワズ・ウィスキー」が発表される。  

そして現在に至る・・・  


ですが、いやあ、あれですね。 ここまであれこれあると、普通は心が折れて音楽辞めてしまうもんですが、長年温めていたブルースアルバムの構想を実現させるまでに至るとは、これは本当に心から音楽を愛する真のミュージシャンたちなのですなあ。

 

 

自分の中では軽いノリのミクスチャー系バンドとして記憶が定着していたのですが、新たなミュージシャンとして生まれ変わった彼らを見て聴くのもこれまた一興。

ぜひ一度日本でのライブを見てみたいと思いますね。

できればクラブツアーとかしてくれれば嬉しいかなと。

苦労を経て本物となった男のバンド演奏をぜひ身近で見てみたいと思います。

 


Spin Doctors - Two Princes 

In my memory, Spin doctors was light touched rock band, but they now turn out to be the blues band. Nice tunes.(for both of old one and new bluesy one) 

 

おススメ記事

ブルースの女王ジャニス・ジョプリンの名曲「ジャニスの祈り」に魂を震わす!/Move over-Janis Joplin

ジョン・バトラーの使っているギターはやはりメイド・イン・オーストラリア!(John Butler plays by Maton's guitar!)

トム・キーファー渾身のソロ・アルバム「ザ・ウェイ・ライフ・ゴーズ」で魂を震わす/The way life goes-Tom keifer