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ガンズ来日記念特集第2弾!「イッツ・ソ―・イージー」(It's So Easy / Guns N' Roses)

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これもガンズを代表するナンバーの一つ。

ライブのオープニングソングとしても有名だ。

「ベンベンベべベベベベベーン」という重低音のベースサウンドと「ドッドコドッドコドッドコドッドコ!」の爆音ドラムで始まるこの曲は、冒頭からダフとスティーブン(後にマット)のリズム隊がメインストリームな役割を果たしているガンズ的には珍しい曲だ。

そしてアクセルのボーカルも、最初から最後のシャウト付近まで常にバスサウンドを貫いていて、ラスト近辺でようやくあの悪魔的な高音域のボイスで絶叫に至るという流れが、他の曲にあまり見られなくて面白い。

歌詞で表現されてるような”不穏さ”を含ませるために、あえてそうしているのだろうか?

 

youtu.be

 

「It's So Easy」歌詞超要約

みんなが俺のことを満足させようとしてる

簡単さ、なんだって誰とだって簡単にできちまう

お前は自分のことを最高だって思ってるけど、タダで得られるものなんてありゃしないんだよ

だから一緒に来いよ

金はないけどお前を満足させることには自信があるぜ 

 

  

曲のバイオグラフィー

 

デビューアルバム「アペタイト・フォーディストラクション」からのファーストシングル。

1987年6月15日にリリースされ、UKチャートで84位にランクされた。

デビュー当時、金欠だったバンドメンバーが取り巻きの女性ファンに食べさせてもらっていた頃の経験を基に書かれた曲だという。(世話になった割にはひどい歌詞だが・・)

作曲のオリジナルは、ダフ・マッケイガンとバンドの旧友ウェスト・アーキン。

彼らが作った曲は当初アコースティックバージョンだったが、後にスラッシュがロックバージョンに編曲した。

ミュージックビデオはバンドが制作したものは存在するが、後に発売された公式DVD「ウェルカム・トゥ・ザ・ビデオ」には収録されていない。(ガンズの公式youtubeアカウントで見ることができる)

シングル発売当初はバンドが無名だったため、アメリカ国内ではリリースされず、MTVでも受け入れられなかったため、イギリスでリリースされた。

(参照サイト:It's So Easy (Guns N' Roses song) - Wikipedia

 

バンドを支え続けたウェスト・アーキン

 

 ガンズの過去情報を見るときに必ず出てくるのが、このウェスト・アーキンという人物だ。

 

 

特にバンドの楽曲の面でかなり貢献しているようで、有名なナンバーのいくつかは彼の名前がクレジットされていて(イッソ―・イージー、バッド・オブセッション、ザ・ガーデン等)、前々から「いったいどんな人物なんだろう?」と興味はもっていた。

今回こうやってガンズの曲をそれぞれピックアップしていくにあたって、ようやく調べてみようという気になったというわけで。

といっても、ウィキの英語版を訳してまとめてみただけなので、調べるというレベルでもない。リアルにアーキン情報に詳しいサイトなどあれば、ぜひそちらを参考にしてください。私のはあくまで概要という程度なので。

 

ウェスト・アーキンの経歴

1960年フランス生まれのアメリカ・サンディエゴ育ち。

14歳の頃にギターを始め、ジョン・レノン、レッド・ツェッペリン、ジミ・ヘンドリクス、エルトン・ジョンの影響を受けた。

その後、独学でギターを修め、テキサスの石油産業とベガスでのスロットマシーンの修繕人の仕事を経て、ロスアンゼルスに移り住み、21歳でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせる。

そこでガンズアンドローゼズのメンバーと親しくなり、彼らと共同で作曲を手掛けるようになった。

中でもイジー・ストラドリンとダフ・マッケイガンとは特に親しい間柄で、ダフとは同じアパートメントの隣に住んでいるほどの仲だった。(もう一人の隣人はスライ・ストーン

1995年にアーキンは自身のバンド「アウトペイシェンス」を結成。

1996年にデビューアルバム「Anxious Disease」を日本でリリースした。

しかし1997年にロスの自宅で死亡してるのを発見される。

死因は薬物過剰摂取。

享年36歳だった。

West Arkeen - Wikipedia 

 

絵にかいたようなロックンローラー人生を歩んできたアーキン氏。

ロスの自宅で薬物過剰摂取で死亡と、最後の最後までロックンローラーとしてあるべき姿で人生の幕を閉じたという感じがする。

ガンズのメンバーの中でアーキン氏と一番仲が良かったダフが、後に薬物とアルコールを完全に絶ってクリーンになり、さらにマーシャルアーツで鋼のような肉体を維持するなどの変身を遂げられたのは、自身が死にかけたという体験からだけではなく、親友アーキンの死も深く影響しているのではないかと思う。

経歴の最後のほうで新しく結成したバンドのデビューアルバムが、なぜ日本でだけリリースされたのか、よく分からない。

日本での売り上げの様子を見て、米国リリースを決めるという形だったのだろうか?(2004年に同アルバムは遺作としてアメリカ、ヨーロッパでリリースされた。)

なんにせよ、ガンズと非常に縁の深い人物がそういう形で日本と関わっていたというのは、日本の一ガンズファンとして嬉しいことだ。

彼の作曲したガンズナンバーはどれもシンプルだけど乾いた雰囲気があって、かつパンク的要素が強いロックという印象が強く感じられる。

このあたりがパンク畑出身のダフと意気投合できる理由の一つだったのではないだろうか。(後に出版されたダフの英語版自伝タイトルが「It's so easy」なのもアーキンへの追悼の思いが関係してるのかも)

 

最後に

 

ダフとウェスト・アーキンの共同制作曲である「It's so easy」は、昔ちょこっとだけバンドをやってた時にカバーさせてもらった。(学生時代)

バンドメンバーによれば、ベースラインがなかなか難しかったらしく、何度も練習を重ねたという。

私自身は恥ずかしながらボーカルを務めていて(若気の至りです)キーコントロールが難しいガンズの楽曲の中にあって、案外この歌は地声で歌えるので自分的には楽かな?とか勘違いしてアクセル風を吹かしてたっけ。

結局、最後の金切り声はさすがに難しいというか、ほぼ不可能で、ライブではいったいどうやってあの歌を締め括ったのか、今でも全く思い出せないでおります。

多分、結果が悲惨すぎて、無意識のうちに記憶の彼方に飛ばしてしまってるのだろう(泣)

もしあの頃に窒素で声を変えるボイスチェンジャーなガスがあれば、無理やりそれを使って笑いを取りに行くという手もあったのだが・・・・でもそれもコケてたら、きっと淀川に身を投げていたかもしれない。絶望のあまりに(笑)

とにもかくにも、この疾走感あふれるシンプルなロックソングは、色んな意味で印象深く、ガンズ初期の躍動感が感じられる名曲の一つであることは間違いないと思う。

 The lylics describes what they had done to their groupies. So aggresive.

 

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